古田足日さん特集

古田足日さんは1927年愛媛に生まれ、幼いころから文学を糧として育ちます。
軍国少年として教育を受け、18歳で敗戦を迎えました。それまで信じてきた価値観を失い迷うなかで、 「創作の中で軍国主義少年にならない育ち方をさぐってみる」ことが、 古田さんの人生の目標となりました。
そうして“子どもをやり直す”覚悟から生まれた物語の数々は、 子どもたちのこころをおどらせてきました。
創作、児童文学の役割を探る評論のほかに、反戦と子どもの権利を守る活動にも力を注ぎ続けてきた古田さん。
それはひとえに“子どもが、今を十分に生きる”ことができる社会に、という願いからでした。
編纂した『わたしたちのアジア・太平洋戦争』シリーズが刊行されたのは、77歳のとき。 今後も戦争をしないために、あの戦争を問い直すべき、という積年の思いがかたちとなりました。
6月8日に86歳で逝去された古田さんの切なる願いを、作品とともに、子どもたちへ受け継いでいきたいですね。

古田足日さんの著作

太閤記
価格 2,160円(税込)
ひみつのやくそく
価格 864円(税込)
ロボット・カミイ
価格 1,404円(税込)
ダンプえんちょうやっつけた
価格 1,620円(税込)