商品コード:2240090000018

【2024年お節句分・締切間近】手彫り兜・中/中原恵峰工房

伝統工芸の技が息づく、面師・中原恵峰さんによる手彫り兜 [屏風・敷物付き]
332,200円(税込)
302,000円(税抜)
メーカー
中原恵峰工房(日本)
サイズ・容量
兜本体:約 横幅28×奥行23×高さ27cm /展示サイズ:約 横幅80(敷物)×奥行45(敷物)×高さ40cm(屏風)
原材料・材質
材質:本体、飾り台ともにクスノキ(主に白楠)/仕上げ:本体ミツロウ仕上げ、飾り台白木一部柿渋塗装
セット内容
兜、飾り台、屏風(名尾手漉和紙)、敷物(久留米絣)「木彫兜 中原恵峰作」名札
*こちらの商品はメーカー直送品のためラッピングはできません。

面師・中原恵峰が手彫りする端午の兜飾り
佐賀県の南西部に伝わる伝統芸能「面浮立(めんぶりゅう)」で使われる「浮立面(ふりゅうめん)」の作り手・中原恵峰さんが手彫りした、端午の節句飾りの兜。

祝『佐賀県重要無形民俗文化財』登録
中原恵峰さんが長年培われてこられた彫りの技術が、2023年に『佐賀県登録文化財(無形民俗文化財)』に登録されました。

※amazon pay 使えます【お節句直前の納品となります】

面師・中原恵峰が手彫りする端午の兜飾り

佐賀県の南西部に伝わる伝統芸能「面浮立(めんぶりゅう)」で使われる「浮立面(ふりゅうめん)」の作り手・中原恵峰さんが手彫りした、端午の節句飾りの兜。
≫中原恵峰工房・浮立面について

お客様の「声」から兜制作へ

恵峰さんが佐賀県の伝統工芸品の作り手として各地のイベントで実演をするなかで、お客様から「孫の初節句に送りたいので兜や鯉を彫ってほしい」という依頼を受けるように。「木の温もりや木目の美しさを感じられ、クスノキのいい香りも一緒に届けてもらい、とてもよかった。」という喜びの声も届くようになりました。ご自身にもお孫さんがおありだそうで、兜をつくるときには、贈られる男の子の健やかな成長を願って、心を込めて彫っておられるのだそうです。

使うのは、樹齢120年のクスノキ

材料には、佐賀県の県木でもあるクスノキを使用。根っこの周りの直径が80cmから1mもある、樹齢120年前後の材木を選んで使っています。孫の代まで飾っていただくのにふさわしい材料です。

面師・中原恵峰さん

手彫り兜・小の制作風景

白木の作品は木目の美しさが肝心

例えば、木の上の方の部分には、小さい時の枝の芯が中に入っていて、材にポツッ、ポツっと芯の跡が出るから使わない、など白木の場合は、使わない部位が多くなるので材木選びにも慎重。クスノキは靑・緑・赤の木目が混在し、独特の美しさを醸し出すのが特徴です。

なんと言っても、いい香り!

クスノキのいちばんの特徴といえば、その香りですね。香りの成分である「しょうのう」は抗菌効果が高いので、雑菌の繁殖を抑えます。自然の防虫剤として使われることでおなじみですが、そのさわやかな香りが、ハコを開けるとお部屋いっぱいに広がります。

【手彫り兜・中 】
・セット内容:兜、飾り台、屏風(名尾手漉和紙)、敷物(久留米絣)、「中原恵峰作」名札付き
・サイズ:兜約23×20cm 鍬形の高さ約23cm 飾ったとき:幅80×奥行45×高さ40cm 
お届け時・収納時:兜本体/桐箱、屏風/和紙貼箱、飾り台用箱の計3点

手彫りのぬくもりが伝わる、大切にしたい兜飾り

「かえり」とよばれる両サイドの部分の反りも、本体から彫り出して作られています(頭頂部のお椀のような部分と鍬形は、別の木材から掘り出して接合しています)。なだらかな曲線も、こまかな細工も、すべて作家である中原恵峰さんが一彫りひと彫り、こころを込めて丁寧に手彫りしています。機械彫りのように均一でないそのフォルムに、その手のぬくもりを感じられるようです。
箱から出したときに漂う、ふわっとさわやかな香りと一緒にお届けします。

仕上げはミツロウ、柿渋

クスノキは磨くほど艶のでる木材。最後に面全体をきめ細やかに仕上げ彫りしたあとに、熱で溶かしたロウを面全体に塗り込み、程よく乾いたら布で磨きます。白木の木目と木肌が美しい兜の完成です。
兜を乗せる飾り台は、柿渋で仕上げています。柿渋には防水・防腐効果もあるので、保存にも最適です。

大切に手にしてもらいたい、木製の味わい

お子さんが大きくなったら、ぜひそっと手に取らせてあげてください。手彫りの息づかいを感じられる細かな彫目や、ひとつの木から彫り出されたことがよく分かる木目のつながり、ミツロウで丁寧に磨き込まれたなめらかな手触りなど、たくさんのことを感じられます。また、お子さんの健やかな成長を願って作られる手彫りの兜飾りは、伝統工芸の技の継承、贈り主さまの想い、自然への想いなど、きっとたくさんのことを伝えてくれることでしょう。

お届けの飾り台は柿渋仕上げとなります(写真は仕上げ前です)

作家、中原恵峰の名入り木札付。 底面には「恵峰」と作家名の彫刻も入ります。

「名尾手漉和紙」屏風と「久留米絣」敷物は、この兜のためのオーダー品

この手彫り兜のために作家が選んで特注したのが「名尾手漉和紙」の屏風と「久留米絣」の敷物。ともに九州の地域文化に根ざした伝統工芸品で、「名尾手漉和紙」は佐賀県重要無形文化財に、「久留米絣」は国の重要無形文化財に指定されています。手彫り・手漉き・手織りと、それぞれ歴史と伝統を受け継ぐ名人技によって生み出された、とても貴重な節句飾りといえます。そこには「よいものを次代に伝えたい」という作家自身の想いも込められています。

  • テキスト

    屏風は「名尾手漉和紙」。手彫り兜を引き立て、美しい景色を演出します。緻密で色つやがある名尾の和紙は、繊維の長い「梶」が原料で、耐久性に優れています。

  • テキスト

    敷物は「久留米絣」。天然の藍染め糸が織りなす、あたたかみある独特の柄模様。多彩なデザインの「久留米絣」は木綿で肌ざわりもよく、作家も愛用するお気に入り。

手作り品のため、和紙の色の濃さは制作時期によって異なる場合がございます

兜本体の保管用桐箱

名入れ・家紋オーダー承ります(別料金)

  • テキスト
  • テキスト

●名入れオーダー(別料金)
毛筆名入れ(税込1,100円):兜の底面に、毛筆で書き込みます。
手彫り名入れ(税込2,200円):兜の底面に手彫りします(底面には「恵峰」と作家の名も彫られています)

●家紋オーダー(別料金)
家紋彫刻(税込3,300円):ご希望の家紋を鍬形の真ん中に手彫りでお入れします
ご注文途中で「丸に三葵」「五七の桐」など家紋名をご指定いただけます。
※追って、家紋の写しまたは写真をメールにてお送りいただきます。
(家紋のご希望がない場合は、兜(小)と同じ花の図柄となります)

※名入れ、家紋の追加はそれぞれ別料金となります。ご希望の方は兜本体と一緒に名入れ・家紋オーダーをお求めください。

お届けについて

・【完全受注制作】のため、個別の納期につきましては、ご注文後にお知らせいたします。
・ご注文の混雑状況によっては、お届けまでの日数をご相談させていただく場合がございます。

この商品のレビュー

最近チェックした商品履歴を残さない