
東日本大震災が起きて4年が経ちますが原発、避難民の問題など未だ困難な状況は続いています。本書は日本を代表する4つの俳句協会が結集し編纂した本で、全国でこの震災について詠まれた俳句約2200を集めた一冊です。津波直後の光景、避難所で感じる四季、1年後2年後の春に思う決意など、俳人各々が独自のアプローチで芸術の形に昇華して刻印するあの震災の記録に、読みながら何度も心が震え、はっとさせられる瞬間があると思います。
(朝日新聞出版 水野朝子)
(朝日新聞出版 水野朝子)

まだありません。初めての投稿をしませんか?あなたのレビュー(感想)をおよせください。