商品コード:9784036351909

おときときつねと栗の花

生と死のおぼろな境を、越えていくひと、戻ってくるひと
1,430円(税込)
1,300円(税抜)
著者名
松谷みよ子/著 西山三郎/絵
出版社名
偕成社
外寸
22cm×16cm
ページ数
190
発売日
1984/02/01

東京・神田の漬け物屋の娘として生まれ育ったおときは、相次いで両親を亡くし、12歳の時に親戚である岐阜の農家に引き取られました。
その家の赤ん坊の子守りをしながら、おときは、きつねに化かされて神隠しにあったり、山のなかで天狗のお囃子を聞いたり、死にゆく人の魂を見るなど、ふしぎな体験をします。
東京での暮らしを、そして母を恋しく思う日もあるけれど、山深い村で子守りとして懸命に生きていくおとき。
日雇いでやってきて村に住みついた老人とのこころ温まる友情もあれば、つらい別れも経験します。
松谷みよ子さんが、日本民話の会の仲間とともに各地に民話採訪に出かけて聞き集めた話がもとになった本書。
目の前でおときが語りかけているような文章に引き込まれます。
どうぞ、おときの話に耳を傾けてください。

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