新イラスト版 コロボックル物語3　星からおちた小さな人

日本で初めての本格的ファンタジーとして、1959年から読みつがれてきた「コロボックル物語」シリーズ。
本作の挿絵でデビューした村上勉さんが、画業50年の集大成として、すべての挿絵を新たに描き下ろしました。
円熟したイラストとともに、手に取りやすいサイズの「新イラスト版　コロボックル物語」です。

コロボックル小国は、人間の世界からいろいろなことを学んで、めざましくかわりはじめていた。
学校をつくり、新聞を発行し、科学も学んだ。ただ、なるべく人間とかわらないようにしてきた。
ところが新型飛行機の試験飛行の日、コロボックルの一人が、ついに人間にみつかってしまう。
コロボックルのことなど、何も知らない少年に……。