毎日が天国　自閉症だったわたしへ（Everyday Heaven）

自閉症のある人の内的世界を当事者自らが綴りベストセラーとなった『自閉症だったわたしへ』、その第4作目。伴侶を得て幸福になるはずだったドナ。しかし、夫との依存的関係が苦しくなり離婚を決意。新たなスタートを切ります。ドナがすばらしいのは人生の主人公は「自分である」という意識を持ち、「あるがまま」でいるための努力を惜しまず、人とも積極的に関わっていくこと！その豊かな感受性ときらめくような言葉にもうっとりします。（明石書店　大野祐子）