チーター大セール

大通りにぽつんと佇む、チーターのお店。
「ぼくの おみせは いつも ひま」
そこへ、ひとりのお客さんが、「あなたの くろいもようを くださいな」。
え！ まさかの展開。
チーターはびっくりしながらも、「せっかくだから うることにした」。
じぶんのからだの黒い斑点模様を全部お客さんに渡してしまい、模様の跡に、売りもののペンでカラフルに色を塗ってみた。結果、お店は大繁盛。
お客さんのニーズに応える度量、持ち前のセンスと工夫で、ピンチをチャンスに変えていくチーター。
シュールでナンセンスなようで、実は大事なことを伝えてくれているのかも。