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「おいっち に おいっち に」とやって来たのは、きのこちゃんたち。そのなかのひとりが、もぞもぞしていたかと思うと、おならを「ぷっ」。きのこちゃんのほかにも、あひるちゃんやおばけちゃんが「ぷっ」。「へっこ（おなら）ぷっと　たれた」というリズミカルなくり返しのことばと、いきいきとした表情が魅力的なわらべうた絵本です。

イッソプの寓話を前にすると、イテテテ、自分のだめさ加減をつきつけられたような気がする。
「きこりとおの」、「うさぎとかめ」、「ありとき りぎりす」など、人気の高いお話ばかり9話を収録した、充実の一冊です。 降矢ななさんが新しく挑戦した、スクラッチ画法も注目です。

世界中の子どもたちへ、「地球上のどこへでも自由に行けるんだよ」「みんな手を取り合って、仲良くなれるんだよ」というメッセージが込められたじゃばら絵本。
絵本を開くと、ページごとに異なる作家による「想像の国」が広がります。そしてよく見ると、ページとページで手を取り合っているように描かれています。
いま、地球上で戦争に巻き込まれている子どもたちの力に少しでもなれれば、という思いで、作家たちが発起人となってできた本作。
本の売上は、ウクライナの子どもたちを支援する団体へ寄付されます。

封筒になったページから取り出した手紙を開けると、「ぐりとぐら」に「だるまちゃん」など、絵本でおなじみの主人公から届いたお手紙が10通。最近起こったできごとや、おつかいのお願い、謎解きのような手紙まで。最後の見開きページには、１００人以上の絵本の登場人物が大集合するスペシャルなおまけもついています。

風の子なのに、寒がり屋のフーは、ガラスでできたすてきなストーブを手に入れて大満足。ひとりこっそり森の中で火にあたっていると、そばにやって来たのは１ぴきのひめねずみ。ストーブにあたりながらいろいろは会話を交わして、互いにこころを通い合わせてたのしい時間を過ごします。
そんななか、ふたりの前に外国人の風の子が現れたことで、関係がぎくしゃくしだして。
はかなさの残るすてきなファンタジーです。

「えー、さびしいひとはいませんか。」
やってきたのは、「ともだちや」というノボリをたてたキツネです。
どうやら1時間100円で「ともだち」になる商売であるらしいのですが……。
キツネとオオカミの「おれたち、ともだち！」シリーズ第１作。
けんかしたり、なかよくしたり、ともだちって、いいもんですね！

きょうはオオカミの誕生日。
友だちのキツネが家に来てくれるはずと、たのしみに待ちますが……。キツネは来ませんでした。
翌日、さびしさを忘れるために「こころなんか、いらないぞーっ」
こころを捨ててしまうオオカミ。そこへキツネがプレゼントを持って来て……。
こころがあるから、さびしい日もうれしい日も来るんですね。

おなじみキツネとオオカミのコンビが大活躍する、ちょっととぼけた味わいの絵本。
友だちとけんかしていたら、なんと「ひきとりや」がやってきた。
「ひきとりや」をやってるのは、キツネとオオカミ。
いらない友だちをひきとります！？
でも、いなくなるとさびしいのが、友だちってもんかもね。
「おれたち、ともだち！」シリーズ５作目。

キツネとオオカミは親友どうし。
海へ行ったことがないと言うキツネに、オオカミは海の話を（ちょっと大げさに）語って聞かせます。
大きなカジキを釣ったと聞いたキツネはがまんできず「海へ行こう！」と提案します。
オオカミは、キツネにいいところを見せようとはりきって釣りをしますがまったく釣れず……。
イライラして暴れまくるオオカミに、キツネはとっても粋なひとことを贈ります。
タイトルの通り「ありがとう、ともだち！」　と言いたくなる結末を、ぜひ味わってください。