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たいは、仲良しのこうたとけんかしました。
蹴って、蹴られて、パンチして、パンチされて。
負けたたいは悔しくて、悔しくて、家に帰っておかあさんの胸でいっぱい泣いても、泣きたい気持ちはまだなくならない。
こうたに「ごめん」と謝られても、気持ちがおさまらない！
子どもの「けんかのきもち」を生き生きと描いています。
「子どもの心により添う保育」をモットーにされている
「りんごの木」代表の柴田愛子さんが、実際、保育園の現場であったお話を絵本にした作品。

おかあさんが、あたらしいくつをくれました。かおるがほしかった、おはなのもようです。うれしくてたまりません。
でも気になります。「よごれちゃったかな」。
だから、「きょうは、そとであそばないの」。
せんせいが「げんきにたくさんあそんだほうが、このくつは、よごれても、うれしいとおもうよ」って。 でも、いやだ。あたらしいくつ。かおるのだいじな、おはなもようの、くつ。
いじらしい子どもの気持ちが、絵本になりました。