
倒れて、ちぎられていく、くまのぬいぐるみから聞こえる、こころの声。
暴力による憎しみや悲しみのなかにいながら、それでもやっぱり「あいされたい」気持ち。
作者のMOMOさんが幼いころに父親から受けた虐待の体験から、虐待が少しでもなくなればとの思いを込めてつくった絵本です。
当事者として苦しんでいる子どもたちやその周囲のおとなだけの問題ではなく、「わたしたち大人が構築する、この大人社会の犯罪である」ということを、ひとりでも多くのひとたちに。
全面が赤いページに描かれたぬいぐるみのくまが、ページをめくるごとに痛々しい姿になっていきます。
くまの姿と呼応するように二重に書かれたことばは、こころの叫びです。
虐待される子どもの気持ちを「どうか、わかってほしい」。
作者の子ども時代の実体験が、時を経て、この絵本になりました。
暴力による憎しみや悲しみのなかにいながら、それでもやっぱり「あいされたい」気持ち。
作者のMOMOさんが幼いころに父親から受けた虐待の体験から、虐待が少しでもなくなればとの思いを込めてつくった絵本です。
当事者として苦しんでいる子どもたちやその周囲のおとなだけの問題ではなく、「わたしたち大人が構築する、この大人社会の犯罪である」ということを、ひとりでも多くのひとたちに。
全面が赤いページに描かれたぬいぐるみのくまが、ページをめくるごとに痛々しい姿になっていきます。
くまの姿と呼応するように二重に書かれたことばは、こころの叫びです。
虐待される子どもの気持ちを「どうか、わかってほしい」。
作者の子ども時代の実体験が、時を経て、この絵本になりました。

まだありません。初めての投稿をしませんか?あなたのレビュー(感想)をおよせください。