あんよの頃のおもちゃ
詩人・八木重吉はうたった。「美しくあるく」と題して。こどもが せっせっ せっせっ とあるく
すこしきたならしくあるく
そのくせ ときどき ちらっとうつくしくなる
その「あんよ」がはじまった。もうハイハイの比ではない。いままでは、おもちゃが主人公だったときもあったのに、もう完全に子どもが主人公だ。馬乗りになったり、引きずりまわしたり……。自分が「主役」の味をしめて、動くものがすきになった。動かせるものがすきに なった。子どもの季節が、さらに美しくなる。まぶしくなる!
●全身のバランスをとって、ひとり歩き
つかまり立ちやつたい歩きをするようになったら、手押し車の出番。プルトーイは、ひとり歩きのおともにもなります。振り返りながら、しっかり歩く練習に。木馬や乗る車は、足腰のバネとバランス感覚をきたえてくれます。
●手指の動きも上手に
つまむなどの手先の動きもスムーズになり、型はめあそびなどに熱中します。
11件あります
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