【2024年新米】有機コシヒカリ・有機あきたこまち

2024年新米 有機コシヒカリ


農薬や化学肥料を使わず、土づくりにはじまり収穫まで、まさに八十八の手間ひまかけて丹精された有機米。新米の炊き立ては、格別の味わい! 実りの秋を喜び、おいしいごはんをこころゆくまで堪能しましょう!
産地の特長、お米づくりの苦労、お米作りの工夫について、教えていただきました。
※有機コシヒカリ【特選】は、時期によって生産者・産地が代わります。
※有機あきたこまち【2024新米】は10月末頃の入荷予定です。

富山・小原営農センター |有機コシヒカリ【特選】

小原営農センターのみなさん

富山県の南部、北アルプスからの雪解け水豊富な神通川沿いにある「小原営農センター」。お米作りの中で近年特に慎重に行っている作業が「除草作業」です。 有機栽培では、一般的な栽培で散布される除草剤は使用せず、稲の間の泥を除草機で攪拌し、雑草が生えてこないよう管理しています。稲の根を傷つけないように慎重かつ念入りに行うことで、田んぼの栄養分を稲がひとりじめし、美味しいお米が育ちます。

小原営農センターさんからのメッセージ
日頃より、私たちの有機米を召し上がっていただき、本当にありがとうございます。
今年は、苗作りから大きな問題はなく、9月ののろのろ台風の影響も受けず、順調に生育しました。
私たちのお米作りに、同じ一年はありません。計画をたてても、様々な要因で思うようにはいかず、特に天気に振りまわされ……農業の難しさを日々、感じております。ですが、どんな天気になろうと品質の高いお米になるよう、スタッフ一同、知恵を絞り、体力を使い、愛情をそそいで栽培しております。ひとえに食べていただける皆様がいるおかげですし、もちろん、自分たちも美味しいと満足できるお米をつくることも原動力です。
たいへんなことが多い有機農業ですが、それも受け入れ、楽しませていただいております。 皆様の食卓でも、有機米が少しでも楽しみとなることを願っております。(2024年9月)

大阪・原田ふぁーむ |有機コシヒカリ【特選】

原田ふぁーむのみなさん

原田ふぁーむは、大阪市内から車でひと山越えた、昔ながらの農村風景が山あいに広がる大阪府能勢町にあります。おもな作物は、米、キャベツ 、レタス、トマト、キュウリ、黒豆枝豆、栗、葉物など。「お米と野菜の両方を育てることで、無駄の出ない農業ができます」と代表の原田富生さん。米ぬかやもみ殻は自家製堆肥に、稲わらは牛の飼料に……有機農業だからできる!つながり合って「捨てない」農業を目指しています。

原田ふぁーむさんからのメッセージ
いつも有機米を応援していただき、ありがとうございます。
今年も無事、新米をお届けできることをうれしく思います。
大阪のなかでも比較的涼しい気候の能勢町でも、今年は稲刈りの時期まで真夏日が続き身体にはこたえましたが、パワフルすぎる70歳の父の頑張りもあり、無事収穫を終えることができました!
稲刈りが終わった田んぼの横では黒豆枝豆が育ち、葉物野菜の種まきももうすぐ、農家も野菜も涼しい秋を待っています。 新米とお野菜をたくさん食べて、これからも農作業に励みます!(2024年9月)

滋賀・大中農友会|有機コシヒカリ【特選】

大中農友会のみなさん

滋賀県近江八幡市の北部、琵琶湖の湖畔に田んぼを構える「大中農友会」。お米作りは「苗半作」だと生産者の道尾さんは言います。苗半作とは“苗作りがその後の作物の出来の半分を左右するほど重要”という意味です。苗作りを行う4月中旬の滋賀県は寒暖差が激しく、寒い日は霜が降り、暑い日の日中は30度近くを記録します。強い日差しや高い気温にさらされると苗は傷み、元気に育ってくれません。ハウスで苗を育て、苗に当たる光量を遮光ネットで調整したり、適した気温を保つためこまめな換気を行うなど田んぼに植え付けた際に力強く根を張る苗作りをしています。

大中農友会さんからのメッセージ
今年も心を込めて育てた有機米を、ぜひおたのしみください。 自然の恵みと生産者の努力がつまった一粒一粒を、皆様の食卓で味わっていただければ幸いです。(2024年10月)
 
 

滋賀・垣見農園|有機コシヒカリ【特選】

垣見農園さんからのメッセージ
日頃から有機米をご利用いただき、ありがとうございます。
今年も暑い日が続きましたが、有機米の収量は昨年より少し良かったです。 ただ、夏が暑かったので乳白米が多かったり、カメムシの発生が多く斑点米が多かったように感じました。 温暖化のために有機米も作り難くなってきましたが、お米の田んぼに水を入れて地温を下げる努力をしたり、収穫後に色彩選別機で、斑点米を選別できたので品質的にそれらの影響は少なく、今年も食味のよいお米がなんとかできました。
令和の米騒動と世間では騒がれていますが、必要量は安定的に確保できております。 皆様に最高のお米を提供できるように収獲して遠赤外線の乾燥機を使いゆっくりと乾燥を行い、調製後は低温倉庫で1年中室温15度で管理して美味しいお米のまま保管しております。
しかし年々お米作りも、天候や農家の高齢化、燃料や肥料・農業機械の高騰でたいへんになってきております。
これからも、一生懸命に有機米を作っていきますが農家の事情も厳しい状況ですので、安心して有機米を作れる環境のために、今後とも変わらぬご支援をよろしくお願いいたします。(2024年10月) 
 

新潟・わたなべ農園 |有機コシヒカリ

わたなべ農園さん

米どころ新潟・魚沼の小千谷(おじや)市で、農薬や化学肥料を使わずに有機米を栽培しています。 日本一の大河・信濃川が流れ、河岸段丘のある美しいところで、雪解け水による肥沃な土地が良質な「魚沼産コシヒカリ」を育てます。
当農園では自然と調和した循環型農業で、安心・安全なお米、美味しく、品質のよいお米づくりをしています。もみ殻と米糠を冬期4ヵ月醗酵させた自家産の有機質醗酵肥料が、次年度の美味しいお米を引出す元になります。

わたなべ農園さんからのメッセージ
今年は、昨年のような猛暑に負けないように、がっしりとした根張りのいい稲を作るべく頑張ってきたつもりです。 稲刈り、その後の籾の状況を観察すると、今年は昨年より収穫量は多く、質もいいと感じています。(2024年9月)

秋田・大潟村自然農法研究会 |有機あきたこまち

あきたこまち

大潟村は、かつて琵琶湖に次ぐ、日本で2番目に広い湖であった「八郎湖」を干拓して約60年前に誕生しました。もともと湖の底だったことで、アミノ酸やミネラルが豊富に含まれた有機質たっぷりの肥沃な土壌であり、化学肥料に頼らなくても健康な農産物が育ちます。周囲には高い建物や山がないので太陽の光が燦々と降りそそぎ、日本海から適度な風が吹くため、稲が病気にかかりにくく、農薬の使用を抑えた栽培ができます。
このことから、大潟村は全国に先駆けて無農薬栽培が広がった産地なのです。
「大潟村自然農法研究会」は大潟村でお米などの有機農産物を生産する農家グループで、1988年より農薬や化学肥料に頼らない自然環境を活かした有機栽培に取り組んできました。環境配慮と良食味のお米の生産を目指しています。

大潟村自然農法研究会さんからのメッセージ
今年は田植え直後の低温により初期生育が遅れましたが、その後は好天に転じたことで生育は回復しました。6月以降は晴天が続いたことで雑草の発生が多い年でした。雑草が増えると害虫が寄り付き、お米に悪影響を及ぼすことから、機械を使った除草に加え、何度も手取り除草を行ったことが苦労したポイントです。9月下旬からはじまった有機米の稲刈りも、無事終了しました。
近年は猛暑や局地的な大雨の影響を受け、圃場管理に苦慮しており、今年も思ったような収穫量ではありませんでしたが、品質に影響はなく、一安心しています。
今後もお客様のご期待に沿えるよう、産地一同誠意努力してまいりますので、大潟村のJAS有機米をよろしくお願いいたします。(2024年10月)
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