おもちゃの１２３：クレヨンハウス通信 No.538　11月号

ぶどうの房をモチーフにした、スイス・ネフ社の美しいラトル。たくさんの木玉が揺れ動く様子は、見てもたのしく、木玉がふれあう音を聞いたり、ちいさな指で触ったり、口に含んだり、いろいろあそべるデザインが魅力です。玉はしっかり固定されているので、舐めたり、噛んだり、振っても大丈夫。少し重みがあるので、はじめはベビーベッドに吊るしたり、おとながそっと振ってあげて。

木製の台に固定されたベルの上部のパット（ボタン）をてのひらで押すと、”リンッ♪”。1歳くらいからでも扱いやすく、何度でも鳴らしたくなる、たのしい置き型ハンドベルです。ベルの音階はレ・ミ・ソ・ラ・シの「ペンタトニック」。適当に奏でても不思議と美しいメロディーとなり、２音を同時に鳴らしても音が濁らず心地よく調和します。音とあそぶ様子はまるでちいさな音楽家のよう！　色楽譜も付属しており、オリジナルの曲作りもできるので、子どもからおとなまでたのしめます。

立方体、直方体、三角柱や円柱など、積み木あそびの基本パーツが全て十分な数でそろっています。造形あそびをたのしむなかで、自然と立体の分割を発見できるセット内容が魅力です。子どもの手で安定して持ちやすいよう、基尺（立方体の一辺の長さ）は4cm。成長に合わせて1歳くらいから積んだり壊したり……お手持ちの人形や車などを組み合わせると、あそびが一層広がっていきます。