TAG パズルいもむし10分割

勝山結夢さん（NPO 法人国際臨床保育研究所）が語る
＜発達障がいを考えたUSA 発の教具＞TAG-TOY の活用法

これが案外むずかしい～パズルいもむし～

　タグトイ社のおもちゃの研修を保育園でさせてもらった時のこと。先生方と一緒にどうぶつパズル10種類を遊びながら、あっという間の前半の研修を終え、次の後半の先生方のためにおもちゃを片づけて交代する際に、ある先生が「すみません、これどうしても元に戻せなくて…」と手にされていたのが＜パズルいもむし＞。「気にしないでくださいね。私がもとにもどしておきますから」と、5分休憩に一人で元に戻そうとしたのだけれど……これが案外むずかしい。あっという間に5分が経過し、後半の先生方が入ってこられた。未完成の研修を開始…仕方ないなとそのまま置いておいて、また遊んでもらって研修を終え、先生方と片付けをしていたら、別の先生が「これ、なぜか元に戻せなくて…」と持ってこられたのがパズルいもむし。ここまでくるとさすがにおかしくて思わず実は…前半から誰一人最後に完成に至らなかったことをお話し、笑い合った。先生からいもむしのバトンを受け取り今度こそと真剣に向きあった。結構時間はかかったが、なんとかカラフルな、いもむしを完成させることができた。 　
　やっぱり、遊ばないと、見えないおもしろさに気づかないことを感じた園内研修。それにしても、見た目はとてもシンプルなパズルなのに、これが案外むずかしい。3ピースのパズルぶたは乳児の先生方からも好評で、少しずつ難易度を上げて遊ばせてあげることができると、フルセットでのご購入の多い＜どうぶつパズルシリーズ＞。ご家庭から保育施設まで大変人気です。収納箱は全パズルがぴったり収まり、こちらも人気。是非一度チャレンジしてみてください。（勝山 結夢 / NPO 法人国際臨床保育研究所）