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刊行にあたって落合恵子のメッセージ「落合恵子のブログ」に全文掲載しています
本の見返しに並んだ2枚の顔写真。 いずれもわたしである。 2023年。抗がん剤の点滴で脱毛したわたしと、25年、現在の写真だ。 露悪的に感じるひとがいるかもしれないが、意図はまったく違う。 女性の患者さんは特に、脱毛を気にし、不安がるひとが少なくない。入院中もそうだった。 本文の中にも書いたが、「髪は女のいのち」などとわたしは思わないし、2025年どころか、24年の春過ぎにはすでに、もふもふと髪は生えてきていた。 だから、「大丈夫! 髪は必ず生えてくる!」と、気にしている「あなた」に呼びかけたかったのだ。・・・
>>全文は落合恵子のブログに掲載
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12月5日発売/ご予約注文を承ります
肺がんと診断された。
その直後からいくつもの選択に直面する。まずは何を選択し、何を選択しないで来たのか。
病院の選択、医師の選択、治療法の選択にはじまって、食べもの、代替療法……。
「すること」と、「しないこと」と、ひとつひとつを自分で決めるしかない。自分から逃れることはできないのだから、悲観にも楽観にも傾かず、とにかく自分が頷ける小径を行く。 いまもかけがえのない体験をつづけている。
現在、わたしは元気だ。がんであることはわたしの一部でしかないのだから。
少し前に『明るい覚悟』(2020年単行本、2024年朝日文庫)という加齢をめぐる本を書いた。病に向き合うことも「覚悟」のひとつである。
------------ 【目次】の一部-----------
●第1章 ふたつの病院
2023年6月A病院へ/生検失敗/B病院にて 2度目の生検/不信の時/7月、時間はまだある/ドアノブのないドア ひとり家族/血縁を問う――絵本『あおいアヒル』
●第2章 新しい入院先 C病院
C病院2023年8月/見逃された変化、見逃した違和感/治療法の選択/医師や看護師さんにいつ訊いたらいい?/脱毛とウィッグとロケットと/血縁と結縁 /23年秋来年のスケジュールノートブック/再入院悪寒から、身体と食べもの
●第3章 放射線治療 思いだすひとびと
PS(パフォーマンスステータス)と放射線治療/放射線台上にて 池波正太郎さんの贈りもの/クレヨンハウスのこと/「ケーキおばさん」募集
●第4章 身体と病と放射線
オレゴン州ポートランドの記憶/身体の「部位」と「全体」/ヒポクラテスへ /放射線治療室受付にて 父のために選んだ漢方/すれ違い 医師が患者になるとき
●第5章 免疫力を強化する
免疫力をあげる/「ファイトケミカルスープ」/西洋医学と漢方医学/あらためて「医食同源」/『サンタクロースっているんでしょうか』
●第6章 2度目の春そして夏
2025年4月、2度目の春――再発まで待たなくてはいけないのか?/スーザン・ソンタグ最期の日々/生活の質/シシリー・ソンダースの実践/エリザベス・キューブラー・ロス 5つの段階を辿る/散骨/絵本『ねえ、おぼえてる?』/ 『ハーレムの闘う本屋』/母がいた朝、わたしがいる夏 ほんの、一部
あとがき――いま、ここから、明日へ