らくごえほん ごんべえだぬき

今日はごんべえさんの家で近隣の若者が集まって、わいわい酒盛り。
にぎやかなその騒ぎを聞きつけて、山からおりてきたのは……。
宴もようやくお開きとなり、ごんべえさん、眠るしたくをしていると、おもての戸をたたくものが。
たぬきが、ごんべえさんを眠らせないようにいたずらをしているのです。
ごんべえさんはたぬきをつかまえ、「これで頭を冷やせ」とあることを。
それは……。
さすが、若者たちからも慕われる人情に厚いごんべえさん。
たぬきのいたずらも、楽しげな集まりに加わりたかったからなのかもしれませんね。