商品コード:9784309021201

東京プリズン

戦争を忘れても、戦後は終わらない……16歳のマリが挑んだ現代の「東京裁判」を描き、朝日、毎日、産経各紙で、“文学史的”事件と話題騒然! 毎日出版文化賞、司馬遼太郎賞受賞作!
1,980円(税込)
1,800円(税抜)
著者名
赤坂真理/著
出版社名
河出書房新社
外寸
200×142×39 mm
ページ数
441
女性にしか書きえない名作がある。本書は、ひとりの少女の個人史と、日本の戦後史が交差した時に生まれた。1980年。マリは母の意向でアメリカの高校に留学し、挫折する。その挫折は、戦後日本の経験した挫折そのものだった。敗戦を無かったことにし、経済大国という幻想を頼りにやってきた国。そんな日本人が抱えた虚無感が、ひとりの女性の中で生き直される。「過去」を救うため、少女はたったひとり「東京裁判」をたたかう。長篇小説でしか経験できない感動がここに!

お取り寄せ可能な場合があります、お問い合わせください

この商品のレビュー

最近チェックした商品履歴を残さない