ルドルフ　赤鼻のトナカイ

「♪まっかなおはなの　トナカイさんは　いつもみんなの　わらいもの～」という歌詞でおなじみのクリスマスソング「赤鼻のトナカイ」が作られたのは1948年のことです。
日本では、歌の方が広く知られていますが、この歌の元になった絵本こそが、この『ルドルフ　赤鼻のトナカイ』です。
絵本の作者ロバート・L・メイさんが、病気の妻と、むすめのため、「みんなとどんなにちがっていても幸せになれる」という思いを込めて作った、「まわりとちがう一匹のトナカイ」の物語は、85年以上の時を越えて、今なお色褪せることはありません。
そして、このロバート・L・メイさんのいもうとの夫、ジョニー・マークスさんによって絵本の刊行からおよそ10年後にあの、「赤鼻のトナカイ」の歌が作られました。