オオカミのひみつのひみつ

深い森の奥に住んでいるオオカミは、クマからあそびに誘われても断り、近くにほかのオオカミがいても、口すらききません。
なぜなら「ほんとうの　オオカミは、ひとりで　いきていくものだ」と思っているから。
そしてそう思うのは、どこからともなくその森に集まってきた100ぴき以上のオオカミもおなじこと。
お互い「じろり」と相手を睨むだけでした。
しかし、そんなオオカミたちも、寝ている時にはうっかり本音が出るようで……。
昼間はギラリと目を光らせる怖いオオカミたちの秘密にこころくすぐられるユーモア絵本です。