ふしぎな はこ

ある日、森に住むキツネやクマ、ウサギたちが目を覚ますと、森のまんなかに、ひとつの白い箱が置かれていました。
どうやら、そのふしぎな箱の中には誰かが隠れているようです。
動物たちは、箱の中へ向かって声をかけますが中に閉じこもった誰かさんは、外へ出たくないみたい。
そばで音楽を奏でたり、パーティーをしても全く反応なし。
そこへ、突然雷雨がやってきて……。

無理やりではなく、相手に寄り添って考えてくれる動物たちのやさしい行動に、こころがほっ！とするおはなしです。