千両みかん

すこし昔の夏のある日、大きなお店の若旦那が寝込んでしまいました。
若旦那を心配したお店の番頭さんが、食べたいものを聞いたところ、みかんが食べたいと言うのです。
しかし季節は夏。
今のように夏にはみかんは簡単に手に入りません。
それでも番頭さんはみかんを探し求め、街中を駆け回りますが……。
長谷川義史さんの描く番頭さんの表情がユーモラスな、古典落語の演目を関西弁で綴った絵本です。 !--（東京店子どもの本売り場　I）-->