１８歳選挙世代は日本を変えるか

今夏から、18、19歳の選挙権が認められるようになりました。公職選挙法が変わるのは実に70年ぶりで、シルバー民主主義とも言われる日本では、大きな変化です。先日行なわれた参議院選挙では、高校生が制服姿で投票するのを目にした方もいることでしょう。そんな姿に「何か」を期待したくなります。本書に収録した若者の意見の数々に、えっ!?と戸惑うこともありますが、同時に大人こそ考える時期にきていることを教えてくれます。（ポプラ社　木村やえ）