おすしが あるひ たびにでた

ある日、まぐろのにぎりは「まきず市」駅へ向かいました。
駅弁を買って、巻きずしの電車にのりこんだら、いざ向かうは故郷の「おすシティ」。
道中立ち寄った野菜の森では、ブロッコリーの木の間を通り抜け、じゃがいもでできた危険な岩山を登ります。
雪の国では、カチンコチンに凍った背中のまぐろを外したら、スノーボードの板に早変わり！
そのまま、山のふもとまで雪の斜面を滑ります。
そして、ようやく見えてきたおすシティ！
身近なものを本物そっくりに見立てる、ミニチュア写真家の田中達也さんによる写真絵本『おすしがふくをかいにきた』の続編。
ウエハースでできたピラミッドや、皮むきピーラーのリフトなど、今作もすみずみまで、見どころいっぱいです。