共依存とケア ふるいにかけられる声を聴く

＜出版社の内容紹介＞
「共依存」と「ケア」。
この一見対立しあうように思える二つの言葉から、これまで見過ごされ、排除されてきた「もうひとつの倫理」を救いだす……それが本書のテーマです。
否定的なまなざしのもとに置かれてきた共依存者たちの生を、互いにケアし、ケアされる関係性として捉え返すとき、私たちははじめて「ふるいにかけられる声」を聴くことができるようになるのかもしれません。（青土社　前島匠汰さん）