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美術部の夏休みの課題で建物のスケッチすることになった中学生の景介は、近所の洋風建築の古い家を描こうと思っていました。 その建物は 大きな窓がある灰色の壁に、三角帽子のような緑色の屋根。 木々や草花に囲まれ、 前庭には黄色い小花がぽつぽつ咲いています。 そのなんと言えぬ雰囲気が、前から気になっていたのです。 家の前でためらっているうちに、ばったり会った洋館の住人である銀髪に黒ぶち眼鏡の女性。 実は祖母が入院していた時、同じ病室だった小谷津さんだったのです。 家に招かれ、小谷津さんと話をすることになった景介は、どこからともなくあらわれた美しい少女ゆりあに出会い……。 小谷津さんとの会話、なによりゆりあとの不思議な時間を過ごすうちに、ますます建物の魅力にとりつかれ、通い続ける景介。 そんな景介を心配する幼馴染や、洋館の隣に住んでいるという別の女の子も加わって、 幻想的な時間の「意味」が分かってきて……。 高楼方子さんの新作長編物語。 建物やひとびとの緻密な描写が、少年の思い出をより一層はかなく、美しくしています。
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