めがねこ

ここは、森の中にある、ネコのためのメガネ屋さん。
オーナーの「めがねこ」は、お客さまに合わせてさまざまな用途、デザインのメガネをつくったり、なおしたり。
きょうも大忙しです。
疲れためがねこが、イスに座ったまま、うとうとしていると……！
色彩豊かで、ユーモアあふれる柴田さんのイラストに惚れこみ、出版元の手紙社で、オリジナル雑貨やイベントのビジュアルデザインなどを手掛けていた柴田さん。
息子さんのために絵本をつくりたい！ という柴田さんの思いを受け、出版に挑戦したという、手紙社としても、はじめての絵本。
本作のストーリーは、もともと男の子が主人公だったそうで「柴田さんは動物が似合う」というアイデアから「めがね→めがねこ」で、ねこが主人公になったのだとか。
そのほかのキャラクターやストーリーも柴田さんと当時の編集チームとで一緒につくりあげた、たくさんの想いとこだわりがつまった１冊です。