……朝の教室・落合恵子出版記念講演会
『がんと生ききる 悲観にも絶望にも傾かず』
……発症を、ほとんど誰にも言わなかった理由は、「ひとり」で考えたかったからです。
まずは治療法を。そして、わたしの過去と現在、さらにどれくらい残されているかはわかりませんが、
これからについても。
何を選択し、何を選択しないか。治療法だけではなく、それは暮らしていく上での基本なのだと、
がんに罹って、改めて実感しました。
そしていま、わたしはかなり元気です。
がんであることは、わたしのほんの一部でしかありません。



