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どんどこ走る、ももんちゃん。後ろを走ってきたひつじさんは、途中で疲れて「ももんちゃん おんぶ」。ふわふわのひつじさんをおんぶして歩いていると、今度は金魚さんがおんぶをおねだり。おんぶしようとしたけれど、ぬるっとすべって地面に「どちん！」。お次はサボテンさんも「おんぶ」……って、できるの! ?　

おなじみ、スーパーあかちゃん・ももんちゃん。
だって、ヘリコプターやどろんこ自動車だって運転しちゃうんだよ。
ドロンと出てきたお化けさんのせて、ももんちゃん、どこ行くの？
きんぎょやサボテンもこんにちは。いつものお友だちと、新しい友だちと、ももんちゃんが縁結び。
ももちゃんシリーズ２０周年！　自由にお出かけしたり、みんなに会えないいまだから、よけいうれしい一冊です。
考えてもみて、ももんちゃんが最初に登場したころにこのシリーズに出合ったあかちゃん。
２０歳を超えているんだよ、いま。すごい！

おなじみももんちゃんがとっとことっとこやってきて、うさぎさんにこっそりと耳打ちしています。
「ないしょ　ないしょ　ないしょのおはなし……つたえてね！」
こんどは、うさぎさんが、ぴょんぴょんとブタさんのところにはねていって、ないしょのおはなしをこっそり教えてあげます……。

つぎつぎと「ないしょ」が伝わっていきますが、どんなひみつのおはなしなのかな？
大人気、ロングセラーのあかちゃん絵本シリーズ「ももんちゃん」の23作目です。

夜です。
「とっとこ　とっとこ」と、ももんちゃんが走っています。
どこにいくのでしょうか？
ももんちゃんは大きな木の前で立ち止まり、木を登りはじめます。
「よいしょ　よいしょ」
木の上でももんちゃんを待っていたのは、ももんがくんでした。
「ももんちゃん　まってたよ！　さあしっかりつかまって……いくよ！」
の掛け声とともに「ひゅ～ん　ひゅる　ひゅる　ひゅ～ん」。
木の上からももんちゃんを背中に乗せたももんがくんが、体を広げて飛び立ちます。
そして、となりの木へ着くと「ももんちゃん、ももんがくん、まってたよ　いっしょにあそぼう」と、また声が。
「どろどろ　どろ～ん」
今度は、なんとおばけさん！？
星がぴかぴか光る空を、なかよく飛んで、ももんちゃん、ももんがくん、おばけさんが夜の散歩へ出かけます。
ももんちゃんシリーズ２４作品目。

泣いているうさぎさんを見かけたももんちゃん。
背中をやさしく　とんとん　とんとん　よしよし　とんとん
「うさぎさん　うさぎさん、いっしょにここにいてあげるね」
すると、うさぎさんは泣き止んで、いつの間にかにっこり笑顔。
ケンカをして泣いていた、ぶたさんにも、ももんちゃん、やさしく声をかけて、背中をとんとん。
ところが今度は、ももんちゃんが　転んでしまって……。

悲しくなって涙を流すとき、誰かがそばで「とんとん」してくれると安心しますよね。
心地良いリズムと、やさしいことばであたたかい気持ちになれる、『ももんちゃん』シリーズ２５冊目。

ウサギのイラストのフタがとってもかわいい、楕円型の「おべんとうばこさん」。
しゃもじで、ごはんをよそって。
ホカホカごはんが入りました！
そこへやってきたのは、ウインナーさん。
とん　とん　とん　とん　と、ノックをして、「あいてますか～」とたずねます。
おべんとうばこさんが「あいてますよ～　ウインナーさん　どうぞ～」。
ウインナーさんは中に。
続いて、ブロッコリーさん、イチゴさん、リンゴさんなどおべんとうばこさんの中に次々と入っていきます。
そして、フタを開けると……！
扉をたたく音と繰り返しがたのしい本作は、ピクニックなどのお出かけのおともにもピッタリ！
おべんとうばこさんの表情の変化にも注目です！

柿の木にひとつだけ残った柿の実が、「だれもたべてくれないよう」と、しくしく泣いています。
泣いていたのは しぶがきくん。
しぶがきくんは、ぶたさんやくまさんに、じぶんを食べてとお願いしますが、みんなしぶい柿は苦手な様子で、すぐにどこかへ行ってしまいます。
そこへカラスさんがやってきて、「しんぱいごむよう！」。
どうやら、しぶがきくんをあま～く変身させる秘策があるようですが……。
とよたかずひこさんの描く人気シリーズ「おいしいともだち」の15作目。