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うららちゃんが干し草を積んだ馬車に乗っています。
バス停の停留所名を言うと、「ピンポーン」という声とともに、干し草から手が伸びたたかと思うと……。
「ひひひーん」。
馬がいなないてストップ！　おばあさんが馬車から降りてきました。
どうやらこれは、馬車バス？
次から次へといろんな動物たちが降りていき、終点では……？

朝になると、顔をきれいにみがいて、機関車はいよいよ出発の時間です！
ポッポーと元気よく走っていると、遠くから鳴き声が聞こえてきました。
今日の最初のお客さんは、ねこさんといぬさんたちです。
雨が降ると、雨がすきなわにさんやかばさん、雪になると雪がすきなぺんぎんさんやしろくまさん、など……。
お客さんがどんどん入れ替わっていく機関車の中は、いつもにぎやか。
だるまさんの運転手が安全運転でお届けします！

夜、ポッポーきかんしゃは顔をきれいにしてもらい、ぐーすー眠りにつきます。
そこに次々にやってくるのは……。
「しくしくメェメェ」、眠れないこひつじ。
「しくしくえんえん」は、眠れないあかちゃん。
きかんしゃはみんなを乗せて、夜の散歩に出発です。

お休み前の、読み聞かせにぴったりの作品。
きかんしゃが刻む心地よい音と、とよたかずひこさんのやさしい絵が、あの子をすこやかな眠りにいざなってくれます。

きょうの車掌さんは、こけしちゃんです。
「はっしゃしまーす」ポッポー
だるまさんの運転する機関車が、畳のふちを走ります。
しゅっ　しゅっ　しゅっ　しゅっ
すると「こけしちゃーん　のせてくださーい」と、友だちがひとりずつやってきます。
いぬ、ねこ、さかな、うし。
友だちみんなが乗車して、畳の部屋から縁側まで出ると、桜の花びらが、ひらひらと舞い降りて……。
「ぎっ　ぎっ　ぎっ」「ガタッ　ガタッ　ガタッ」
電車が曲がるときやデコボコ道を進むときなど、変化する擬音を親子でたのしく読める作品です。

あれあれあれ？　おばけたちがどろんと出てきましたよ。
みんな気持ち良さそうにプカプカとおふろに。
きれいになった「おばけばたけ」のおばけたちをよーく見てみると、なにやら見たことのある形をしています。
はじめて自分で「おふろやさん」ができた「おふろぼうや」もにっこり。
とよたかずひこさんの描くこころあたたまるイラストに、みんなが笑顔になれるぽっかぽかの絵本です。

おおきくなったから、ひとりでお風呂に入るんだ！
あひるや船やかえるのおもちゃと一緒に、いざ、湯船の中へ！
ぽんぽんちゃぽちゃぽ
ぽんぽんちゃぽちゃぽ
お湯の中であそんでいたら、風呂場のドアをトントンたたく音が……。
入ってきたのは、ペンギン、そしてトラ……！
みんなでぽかぽかお湯につかって、いい気分！
お風呂に入るのがたのしくなる、大人気の「おふろやさん」シリーズです。

おんぷちゃんとねこさんが、一緒におさんぽしています。
おんぷちゃんが「ピーコロ　コロロン」と笛をふくと、ねこさんが「ニャオ　ニャオ　ニャン　ニャン」。
すると、風がさわさわ、木の葉がざわざわ。
とってもいい気持ち。
噴水の近くを通って、シーソーやブランコでいっぱい遊んだら、なんだか眠たくなっちゃって、お昼寝タイム。
「じかんですよ」と起こしにきたのは、わんちゃん、にわとりさん、かえるさん等の動物たち。
で、みんなで向かった先は？
いろんな音や動物の鳴き声など、一緒になって声に出して読みたくなる、とてもたのしい１冊です。

おんぷ柄のワンピースを着ている女の子、おんぷちゃんが
「とんとん　とととん　とんとんとん」と、たいこをたたきます。
すると、かえるさんが「ケロケロ　ケッケ　ケロ　ケロリン」。
その音を聞いてやってきたあひるさんが「がーがーがー」。
お次は、わにさんも大きな口をあけて「パックンコ」。
ギラギラのおひさまの中、おんぷちゃんを先頭にみんなで行進していきます。
すると、上から気持ちいいシャワーが！
お水をかけてくれたのは、ぞうさんでした！
そう、おんぷちゃんたちは、ぞうさんの背中で行進していたのです！

いろんな動物が登場し、声に出して、くりかえし読みたくなる、とよたかずひこさんのおんぷちゃんシリーズの２作目です！