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ももんちゃんが野原でひとりあそんでいると、大きな牛さんが、のっしのっしとやってきました。散歩に連れて行ってほしいと言う牛さんの手綱をひいて、いざ出発！　牛さんがのっしのっしと歩けば、ももんちゃんものっしのっし。途中で出会った仲間たちもみんな牛さんの背中にのせて、のっしのっしと歩くももんちゃんなのでした。

「ぽっぽーぽっぽー」と、ももんちゃんが声をかけると、汽車ごっこのはじまり。
友だちのきんぎょさん、さぼてんさん、おばけさんといっしょに 大きなロープの中に入り、いよいよしゅっぱーつ！
坂やトンネル、どんどん進むももんちゃんたち。
と、入ったトンネルからなかなか出て来ません、やっと出てたももんちゃん、そのロープの先には……。
「しゅっ　しゅっ　ぽっぽ」とかけ声をかければ、あの子も「ももんちゃん、ぽっぽー」に仲間入り！
汽車の旅をいっしょに、たのしもう。

どんどこ走る、ももんちゃん。後ろを走ってきたひつじさんは、途中で疲れて「ももんちゃん おんぶ」。ふわふわのひつじさんをおんぶして歩いていると、今度は金魚さんがおんぶをおねだり。おんぶしようとしたけれど、ぬるっとすべって地面に「どちん！」。お次はサボテンさんも「おんぶ」……って、できるの! ?　

おなじみ、スーパーあかちゃん・ももんちゃん。
だって、ヘリコプターやどろんこ自動車だって運転しちゃうんだよ。
ドロンと出てきたお化けさんのせて、ももんちゃん、どこ行くの？
きんぎょやサボテンもこんにちは。いつものお友だちと、新しい友だちと、ももんちゃんが縁結び。
ももちゃんシリーズ２０周年！　自由にお出かけしたり、みんなに会えないいまだから、よけいうれしい一冊です。
考えてもみて、ももんちゃんが最初に登場したころにこのシリーズに出合ったあかちゃん。
２０歳を超えているんだよ、いま。すごい！

おなじみももんちゃんがとっとことっとこやってきて、うさぎさんにこっそりと耳打ちしています。
「ないしょ　ないしょ　ないしょのおはなし……つたえてね！」
こんどは、うさぎさんが、ぴょんぴょんとブタさんのところにはねていって、ないしょのおはなしをこっそり教えてあげます……。

つぎつぎと「ないしょ」が伝わっていきますが、どんなひみつのおはなしなのかな？
大人気、ロングセラーのあかちゃん絵本シリーズ「ももんちゃん」の23作目です。

夜です。
「とっとこ　とっとこ」と、ももんちゃんが走っています。
どこにいくのでしょうか？
ももんちゃんは大きな木の前で立ち止まり、木を登りはじめます。
「よいしょ　よいしょ」
木の上でももんちゃんを待っていたのは、ももんがくんでした。
「ももんちゃん　まってたよ！　さあしっかりつかまって……いくよ！」
の掛け声とともに「ひゅ～ん　ひゅる　ひゅる　ひゅ～ん」。
木の上からももんちゃんを背中に乗せたももんがくんが、体を広げて飛び立ちます。
そして、となりの木へ着くと「ももんちゃん、ももんがくん、まってたよ　いっしょにあそぼう」と、また声が。
「どろどろ　どろ～ん」
今度は、なんとおばけさん！？
星がぴかぴか光る空を、なかよく飛んで、ももんちゃん、ももんがくん、おばけさんが夜の散歩へ出かけます。
ももんちゃんシリーズ２４作品目。

泣いているうさぎさんを見かけたももんちゃん。
背中をやさしく　とんとん　とんとん　よしよし　とんとん
「うさぎさん　うさぎさん、いっしょにここにいてあげるね」
すると、うさぎさんは泣き止んで、いつの間にかにっこり笑顔。
ケンカをして泣いていた、ぶたさんにも、ももんちゃん、やさしく声をかけて、背中をとんとん。
ところが今度は、ももんちゃんが　転んでしまって……。

悲しくなって涙を流すとき、誰かがそばで「とんとん」してくれると安心しますよね。
心地良いリズムと、やさしいことばであたたかい気持ちになれる、『ももんちゃん』シリーズ２５冊目。

ももんちゃんは「どんどこ　どんどこ」走ります。
川をわたり、山をのぼり、くまに通せんぼされても、どんどこ進みます。
ももんちゃんは急いでどこへ向かっているのでしょうか？
元気なももんちゃんは今日も全力で進みます！
（子どもの本売り場スタッフＹ.Ｎ）

おむつ一丁でどんどこどんどこ突き進む、ももんちゃん。
キリッとした表情で前を見据え、なにやらとて も急いでいるようす。
丸太の一本橋をはいはいで渡り、山を這い上がり、たちはだかるくまさんもドーンと倒して、前進あるのみ。
途中で転んで涙目になりながらも、とにかく前へ、前へ。
ももんちゃんが急ぐその先で待っていたのは……？
顔を真っ赤にして泣いているあかちゃんも、じつはももんちゃんのように強い意志があってのことなのかもしれませんね！