【注目の出版社フェア】第2回 書肆侃侃房(しょしかんかんぼう)



~この本、この出版社から目が離せない~

2|書肆侃侃房(しょしかんかんぼう)


2002年にスタートした福岡県福岡市の出版社。
「書肆」とは、本屋や出版社のこと。「侃侃」は、侃侃諤諤(かんかんがくがく)から。
「みんなでわーわー言いながら楽しく本をつくる」イメージから社名をつけたそうです。

2016年から韓国女性文学シリーズをスタート。短歌賞の主催や本屋「本のあるところajiro」の起ちあげ、イベントの開催など、文学や本をみんなで楽しむ場所やきっかけづくりも考え続けています。


●注目の出版社、書肆侃侃房より、韓国女性文学シリーズフェアを開催中!

最近まで翻訳出版されることが少なかった韓国文学。
まだまだ翻訳作品が少なかった2016年当時、韓国の文学翻訳院や書店を訪れて、おもしろい作品を聞き、1冊1冊、出版する作品を選んだというエピソードは、書肆侃侃房の社名のとおり! いま注目が高まる韓国フェミニズム文学の先駆け的存在です。
女性の視点で描かれた家族、人間関係、社会のありかた…。韓国の女性がつむぐ物語に出会ってください!

※世界ジェンダーギャップ指数は、2016年当時は韓国が116位、日本が111位。最新の2021年は韓国が102位、日本が120位でした。