ユキヒラさんシリーズ、好評発売中!

ユキヒラさんって何者!?

あなたの家の台所には、おそらく雪平鍋があると思います。アルミや銅でできた、使い勝手のいいあの鍋です。あの雪平鍋をかぶっているので、ユキヒラさんと呼ばれています。子どもなのか大人なのか? 男なのか女なのかもわかりません。誰とでも話ができるらしく、野生動物も困るとユキヒラさんに相談するみたいです。

日本では、7人に1人の子どもが貧困という社会問題になっていますが、最近の地球の異常気象や荒廃ぶりに困っているのは、野生動物も同じです。安全でおいしい食料が食べられないとき、彼らはユキヒラさんに救いを求めます。聞きつけたユキヒラさんは、草原や大海原にでも出かけていき、マッチ1本で願いをかなえてしまいます。

作品紹介

  • ゾウさん

    ユキヒラさんとおなかのすいたゾウさん

  • キリンさん

    ユキヒラさんとおなかのすいたキリンさん

  • クジラさん

    ユキヒラさんとおなかのすいたクジラさん

著者情報

いわま タケツグ/文 1942年2月4日長野県上田市生まれ。1976年から、クレヨンハウスの志に参加。いまや、なんと最古参! およそ40年以上、絵本・子どもの本を読んで、クレヨンハウスのブッククラブ新刊コース選書を続けてきたことが唯一の誇りか。 併せて有機農家にエールを送るためにオーガニックフーズに取り組む。オーガニックレストラン、オーガニックの八百屋、有機野菜だけで作ったスープ「OrganicPhytochemicalSoup」の商品化に取り組む。 Phytochemical を朝食夕食前の2回常食により「植物年齢を取得したかもしれない」と大言壮語するほど健康。
蟹江杏さんの絵に出会って、83歳にして、はじめて絵本の出版を自作でプロデュース。まだクレヨンハウスの志に貢献できると考えている。

蟹江 杏/絵 東京都日野市出身。画家。「自由の森学園」卒業。ロンドンで版画を学ぶ。全国の美術館や百貨店、画廊などで個展を開催。東日本大震災以降は、被災地の子どもたちに絵本・画材を届ける活動や、福島県相馬市に絵本専門の文庫「にじ文庫」を設立。文部科学省復興教育支援事業のコーディネーターをつとめるなど、全国の子どもたちとアートをつなぐ活動を行なっている。 絵本に『ハナはへびがすき』(福音館書店)、『おーい』(ほるぷ出版)など。小説に『あの空の色がほしい』(河出書房新社)。エッセイに『eyes (アイズ)―25th being an artist-』(東海教育研究所)など著書も多数。
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