今月の英語絵本コース（クレヨンハウス通信 527）

プレゼント包装に大忙しのサンタは、「ハトにソリを絶対に運転させないで」とわたしたちに見張りを頼み、その場を離れます。
そこに案の定やって来たのは、乗りものの運転が大好きなハト。
最初はごきげんをとろうと挨拶してきましたが、すかさずソリを運転させてと頼んできます。
断ると、あの手この手で試みましたが、無理だとわかると、悔しさで難癖をつけはじめました。
しかし、ソリはトナカイに引かれるものだと知るや否や、なぜか急に気が変わり……。

大昔、恐竜が地球をかっぽしていました。
それを聞いた現代のハチドリが興奮気味に、「わたしは恐竜よ」とカメにいって、頭を傾げさせました。
恐竜にしては足がちいさくて軽すぎることを指摘しますが、自分は中空になっている骨も、ものをつかむ鋭い脚も、恐ろしさも、恐竜にそっくりだと言い張ります。
そこに、本ものの恐竜が出現！　と思いましたが、これまた恐竜ではない「ワニ」でした……。
どうやらどちらも似ているところのある、親戚といえるのかな。

オリバーは、ティリーさんのアパートで飼われているキジトラのネコ。
外の世界も、他のネコも動物も知りませんが、平穏に暮らしていました。
ところがある日、台所に呼ばれて飛んでいくと、白くてふわふわのウサギがいました。
怖くて観察するのがやっとでしたが、ウサギは「マシュマロ」と呼ばれ、同居をはじめます。
はじめは敬遠したり威嚇をしていたオリバーと、あちこち噛みながら寂しそうなマシュマロは別室にいましたが、ティリーさんの帰りが遅れた日に急接近します……。