今月の英語絵本コース（クレヨンハウス通信 536）

海のむこうには船がたくさん浮かんでいるのかな？
畑がひろがっているのかな？
大きな街に高層ビルが建ち並んでいるのかな？
それとも、おうちがたくさんあって子どもたちが暮らしているのかな？
見たことのない動物たちがいたり、そうそう、夜もあって星も出るのかな？
氷の陸地もあって、もしかしたらむこうにも海岸があって「海のむこう」を見たい子がいたりして。
海のむこうへ行ってみたいね。

〈原書〉
『うみのむこうは』
五味太郎／作
絵本館／刊
1,320円（税込）

［英語絵本・入門｜ブッククラブ☆P1 コース］

夏の終わりが近づいた朝、涼しい風が吹き、木々と一緒に季節の変わり目を感じます。
森の動物たちは、寒い季節に備えての食料集めや巣づくりで忙しそうです。
遅咲きの花々は、太陽の晩夏の光線を精一杯に浴びて美しく輝いています。
雷が聞こえ、風がそよぎ、霧雨も降りはじめます。冷気を感じたらセーターなどの用意をはじめます。
そして風は強まり、紅葉した落ち葉が舞い、周囲の色が変わります。
太陽が沈むのが早くなったと思う頃は、夏に別れを告げ、秋を迎える時期になります。

［英語絵本・中級｜ブッククラブ☆P2 コース］

サリーは、姿と年齢ともに小学校でいちばんちいさな女の子。
目立たず発言もない存在ですが、そのせいもあってかとても観察力があります。
クラスで起こっている数々のイジメやズルを目にし、黙っていられなくなったある日、これらの理不尽にとうとう声をあげました。
その勇気ある行動やことばは、子どもたちを驚かし、全体の空気を変えました。
ちいさくても変えられることがあるという力強いメッセージが、子どもたちに伝わっていきました……。

〈日本語版〉
『ちっちゃなサリーはみていたよ　ひとりでもゆうきをだせたなら』
ジャスティン・ロバーツ／文
クリスチャン・ロビンソン／絵　中井はるの／訳
岩崎書店／刊
1,540円（税込）

［英語絵本・上級｜ブッククラブ☆P3 コース］