錫のオリジナルアクセサリー[kohachiro]
酸化しにくく錆びにくい金属、錫(すず)。黒ずみのような色の変化もすくなく、うつくしい光沢を保つ特性をうけ、
古くから装飾品として用いられてきました。金属特有のにおいもなく、安全な素材として、食器などにも用いられています。
富山県高岡市にある、1860年創業の大寺幸八郎商店の家業を手伝うかたわら、錫をつかったオリジナルアクセサリーブランド「kohachiro」を立ち上げ、デザイン・制作・販売を行っている大寺桂(おおてら・かつら)さん。
やわらかい金属である錫をつかい、かたちづくる際の唯一無二の偶然性を生かし、大寺さんが手がけたのが「kohachiro」のオリジナルアクセサリーです。
大胆かつシンプルなデザインは、どのような洋服にも合わせやすく、Ms.crayonhouseをはじめとしたオーガニックコットンの洋服にもぴったり!
それぞれがもつ魅力を、さらに引き立ててくれます。
ボリューム感あふれる、けれど軽やかなネックレス、凹凸のある形状が光を複雑にひろいキラキラとした質感を生み出す
イヤリングやピアスなど、幅広いデザインのアイテムが揃っています。
錫は、錆びない割れないということから、たいへん縁起がいい金属ともいわれています。
大切なあのひとに…いつもがんばっている自分自身へ。普段づかいからギフトまで、日々の生活に凛とした輝きを与えてくれる錫のアクセサリー。この機会に、ぜひ。
■大寺幸八郎商店について
富山県高岡市の鋳物発祥の地 金屋町にて1860年に初代幸八郎が鋳物工場を始めて以来、時代時代の生活に寄り添ったものを提案、作り続ける。店舗・ギャラリー兼喫茶として築200年の自宅を開放、金属製品の展示販売を行う。現在は林悠介デザインのブロンズミニ干支シリーズをはじめとしたオリジナル商品が人気。店頭にて錫(すず)を使ったアクセサリーづくり体験も行っている。
伝統的建造物群保存地区となっている金屋町 石畳通り沿いの店舗外観
2019年に12年かけて勢ぞろいしたミニ干支シリーズ
店頭での錫(すず)のアクセサリー体験の様子
■kohachiroデザイナー 大寺 桂(おおてら かつら)
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1979年東京都港区生まれ。武蔵野美術大学工芸工業デザイン学科卒。大手家電メーカーにてパソコンや携帯電話などのプロダクトデザインに従事。
2016年 結婚を機に富山県高岡市に移住、1860年創業の金属工芸品小売・卸売店である大寺幸八郎商店の家業を手伝う傍ら錫(すず)金属を使ったアクセサリーづくりをはじめる。 2018年にアクセサリーブランド「kohachiro」を立ち上げ、オリジナルアクセサリーのデザイン・制作・販売を行う。ふたり姉妹の母。
おおてらのミニ干支シリーズ|大寺幸八郎商店
おおてらのミニ干支シリーズは、12年前の子年から始まり、1年にひとつずつ制作。12年かけて勢ぞろいしました。
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デザイン/林 悠介(はやし ゆうすけ)
1979年富山県生まれ。富山市内の工芸品を中心とした小さなセレクトショップ「林ショップ」を営むかたわら、各種のデザイン、創作活動を行なっている。2005年より高岡鋳物の原型デザイン/制作を始める。
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企画/大寺 康太(おおてら こうた)
1978年富山県生まれ。1860年より高岡鋳物発祥の地 金屋町にて鋳物業を営む大寺幸八郎商店の6代目。大学卒業後 自社の鋳物工場に入り製造に携わる。 現在は製造卸と販売を行う中で 主に商品企画・販売に携わっている。