オークヴィレッジ 　森のどうぶつみき

積み木に使用している木は、ホオ・カバ・サクラ・クリ・ナラの５樹種。生態系豊かな里山を構成する、代表的な広葉樹です。色合いや重さ、肌ざわりの違いを感じながら、あそびを通して日本の木に触れることができる積み木です。
無垢の木の木肌そのものの色や手触りをいかすため、無塗装で仕上げています。木目の表情が毛並みのように見えたり、色の違いが、服を着ているように見えたり・・・。
自然の木だからこそ様々な木目があり、時にその木目が、世界に一つしかない可愛らしくおもしろい予想外のどうぶつたちをつくることもあります。

森のどうぶつをデザインしたそれぞれのピースには、木の種類が刻印されています。 シンプルで、やわらかな表情の動物たちは、絵本作家のスギヤマカナヨさんがデザイン。
昔から日本の森に住んできた動物たちが、にぎりやすく積みやすいかたちに、木目の向きや安全性に考慮してデザインされています。
仲間探しや、あてっこゲーム、ほかの積み木と組み合わせたり、上や横に積み重ねてバランスあそびなど、あそび方はいろいろ！

たくさんあそんだあとには、ぜひみんなで木の話をしてください。種類によって手ざわりや重さがちがうこと、色あいや木目もいろいろあることなど、たくさんの発見があります。 それぞれの木がどこに生えているのか、どんな葉っぱの形か、家のまわりの木を観察するのもたのしいですね。

●職人さんが、子どもたちを想って丁寧につくっています
工房では、積み木の届く先が子どもの小さな手であることを意識し、積み木のピースの加工から梱包まで一つひとつ丁寧に作業をしています。箱詰めする直前にも、ささくれや割れがないか入念に確認し、一つひとつ手作業で箱に詰めて仕上げています。