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何度も数えるきっかけになる教具 保育園に行った際「これして遊ぼう~」と4歳の子どもが持ってきて「面白そうだね」と声をかけると「こうやってやるんだよと」遊びが始まりました。つくりはとても単純で、上皿に10個(はじめは5個くらいから)のビー玉をのせて、次に真ん中の栓を手で外すと上皿のビー玉がくるくると吸い込まれるように下皿に落ちていくというもの(写真・上)。全て落ち切れば、上皿を外し下皿の赤と青の2つの空間に10個のビー玉が分かれて入ります(写真・下)。 10というかたまりが時に2と8、4と6、というように分かれ、それを子どもは何度も「赤に1、2、3……」と数えて遊びます。付属の紙に色を塗って遊ぶ子も多く、人気です(図)。 現場の先生方からも、「とてもシンプルな遊びだけど長い時間子どもたちが遊んでいます」というお声も多くいただきます。それもそのはず、子ども達に尋ねてみると。くるくる落ちていくのや、上皿を外して下皿にどんな風にビー玉が入っているのを見るのがおもしろいなど教えてくれました。 数の学びには順番がありましたが、このカウンティングのように何度も決まった数を割る(分かれる)おもちゃは「10というかたまりは分かれても合計は変わらない」という数の概念の中でもとても高度な学びに気づくきっかけを、遊びと共に与えてくれます。桁数の大きな数字を扱う前に、こんなふうに何度も数を数える(実数を扱う)遊びをたくさん経験しておくことは、学びを支える基盤となることも合わせて知っておきたいですね。 (勝山 結夢 / NPO 法人国際臨床保育研究所)
勝山結夢さん(NPO 法人国際臨床保育研究所)が語る
<発達障がいを考えたUSA 発の教具>TAG-TOY の活用法
何度も数えるきっかけになる教具
保育園に行った際「これして遊ぼう~」と4歳の子どもが持ってきて「面白そうだね」と声をかけると「こうやってやるんだよと」遊びが始まりました。つくりはとても単純で、上皿に10個(はじめは5個くらいから)のビー玉をのせて、次に真ん中の栓を手で外すと上皿のビー玉がくるくると吸い込まれるように下皿に落ちていくというもの(写真・上)。全て落ち切れば、上皿を外し下皿の赤と青の2つの空間に10個のビー玉が分かれて入ります(写真・下)。 10というかたまりが時に2と8、4と6、というように分かれ、それを子どもは何度も「赤に1、2、3……」と数えて遊びます。付属の紙に色を塗って遊ぶ子も多く、人気です(図)。
現場の先生方からも、「とてもシンプルな遊びだけど長い時間子どもたちが遊んでいます」というお声も多くいただきます。それもそのはず、子ども達に尋ねてみると。くるくる落ちていくのや、上皿を外して下皿にどんな風にビー玉が入っているのを見るのがおもしろいなど教えてくれました。
数の学びには順番がありましたが、このカウンティングのように何度も決まった数を割る(分かれる)おもちゃは「10というかたまりは分かれても合計は変わらない」という数の概念の中でもとても高度な学びに気づくきっかけを、遊びと共に与えてくれます。桁数の大きな数字を扱う前に、こんなふうに何度も数を数える(実数を扱う)遊びをたくさん経験しておくことは、学びを支える基盤となることも合わせて知っておきたいですね。
(勝山 結夢 / NPO 法人国際臨床保育研究所)