負の遺産を再生 平和を願うものづくり「リバース」
REBIRTHデザイナー 沓名美和さん
カンボジアを旅行中、足元に転がる銃の薬莢（やっきょう）を見て「これを使って平和を問いかけることができないか？」と考えた、デザイナーの沓名美和さん。武器をつくり使用するのも、美しいアクセサリーをつくるのも同じ人間。殺傷の道具として製造された弾丸の薬莢を、平和の象徴に生まれ変わらせるために「リバース」は生まれました。製造地カンボジアでは工芸職人の地位はとても低いのが現状。日本でアクセサリーが売れることで地位向上の手助けとなります。いつか武器（薬莢）がなくなる日を願いつつ、次の世代に技術と思いを伝えていけるようにと活動しています。
