Wangari's Trees of Peace

アフリカ、緑豊かなケニアの小さな村に生まれたワンガリ・マータイ。
薪拾いや農作をしながら育ち、奨学金を得てアメリカで教育を受けます。
その後帰国して見た祖国は、女性の権利や環境への意識が薄く、自然破壊がすすみ、森がなくなっていました。
このままではいけない。
彼女は痛んだ大地に木の苗を植え始めます。
そして村の女性たちにも、賃金をともなう形で植樹の運動を広め、育ててゆきました。
しかしこれは政権への反対運動。
ワンガリは投獄されてしまいます。
その間も、苗は植えられ、国土に緑が戻り始めます……。