商品コード:9784022648334

定義集(朝日文庫)

人生のさまざまな場面で出合った忘れがたい言葉を書き写し、読み直し、自前の定義をする。
748円(税込)
680円(税抜)
著者名
大江健三郎/著
出版社名
朝日新聞出版
ページ数
312
シリーズ名
朝日文庫
発売日
2016/11/07
大江健三郎さんの『定義集』。
ことばが、心に響きます。

大江さんは、デモについて
次のように記されています。
「憲法を守るという、運動を『守る』。
それは日本人の最も上等な、
七十年の間に鍛えぬいた
一番上品な習慣ではないか」

巡りくる朝ごとに
この本から飛び立ち、
訪れる夜ごとに
この本に、わたしは戻ります。
落合恵子
<出版社の内容紹介>
ノーベル賞作家は、中学生時代から今日まで、さまざまな言葉を読み、書き写してきた。ヴェイユ、井上ひさし、チェルノブイリ原発事故の小説。晩年の自分の、そして時代の大きい危機に、忘れがたい言葉たちをもう一度読み直す、評論的エッセイの到達点。

目次
注意深いまなざしと好奇心
軌道修正を促した友人の目
滑稽を受容することとその反対
子供じみた態度と倫理的想像力
民族は個人と同じく失敗し過つ
読み直すことは全身運動になる
私らが繰り返してならぬこと
日本人が議論するということ
後知恵の少しでも有効な使い方
「学び返す」と「教え返す」〔ほか〕
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