商品コード:9784065220511

ベランダに手をふって

悩みながら、支えられながら、成長していくふたり自身
1,540円(税込)
1,400円(税抜)
著者名
葉山エミ/作 植田たてり/絵
出版社名
講談社
ページ数
178
シリーズ名
文学の扉
発売日
2021/01/27

父親を病気で亡くした小学5年生の輝は、ベランダに立つ母親に手をふりながら「いってきまーす」と告げて、学校に向かうのが朝の日課。
そんな輝を同級生の友だちは、マザコンみたいだと茶化しますが、香帆は、ベランダに立つ母親に向かって挨拶する輝を、「おかしいなんて思わない」、とはっきり言います。
実は香帆も父親を事故で亡くし、輝と同じ母子家庭だったのです。自分とは違い、母親と仲の良い輝を羨ましく思っていました。
運動会が近づくある日、香帆は「二人三脚競争は、母親と自分の再出発」だと、つよい思いを輝に話しますが、当日、香帆の母親は、仕事の都合で来られなくなってしまいます。
落ち込む香帆を見て、輝はあることを思いつき……。
同級生や周りの人のちょっとしたやさしい言葉や行動が、沈んだ気持ちをふっと軽くしてくれる、葉山エミさんのデビュー作です。

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