レッツもよみます

5歳のレッツは、字が読めるようになりました。
いつものようにおとうさんの膝の上で絵本を読んでもらっていると、おとうさんの声をうるさく感じてしまったレッツ。
どうしてうるさく感じるのか、レッツは一生懸命考えます。
自分で声に出して読んでみたり、黙って読んでみたりと、だんだんとひとりで読む楽しさにも気づきはじめて……。

自分の素直な気持ちを両親に伝え、三人で話し合っていく家族。
子どもが成長していく様子やちょっとした気持ちの変化を 丁寧に描いています。

本作はシリーズ5作目。ヨシタケシンスケさんのイラストはオールカラーです。