ホッキョククジラのボウ

北極海に暮らすホッキョククジラは200年もの間生きるといいます。
ホッキョククジラの女の子、ボウも生後1年で母親から離れ、自分で食べものをとり、身の安全を守りながら、長い一生を北極海とその近海で過ごします。
しかし北極海の環境は200年の間でどんどん変わってしまい……。
船の発達や海を覆う氷の減少など、北極海の変化と危機が、１頭のクジラの生涯を通して描かれます。