あるげつようびのあさ

月曜日の朝、王様のご一行が、ひとりの男の子が住むアパートを訪ねます。
あいにく男の子は留守。
その日から毎日、男の子に会うためにアパートを訪ねる王様たち。
王様たちの行列に、コックさんや床屋さんなどが１日ごとに加わっていき、行列はどんどん長くなっていきます。
でも男の子は、地下鉄に乗っていたり、ランドリーに出かけていて、やっぱり留守。
7日目の日曜日、ようやく男の子と出会えた王様たち。
はてさて、アパートを訪ねた理由とは？

もともと米国で1967年に刊行された絵本で、他にも『よあけ』や『ゆき』など数々の名作を残しているポーランド生まれのユリ・シュルヴイッツの作品。
訳は谷川俊太郎さんです。