商品コード:9784198659424

この銃弾を忘れない

少年の手に汗握る旅を内戦を背景に描く。
1,870円(税込)
1,700円(税抜)
著者名
マイテ・カランサ/作 宇野和美/訳
出版社名
徳間書店
ページ数
224
発売日
2024/12/18
<出版社の内容紹介>
大人たちの戦争のさなかに少年は困難な旅に出る…
一九三八年スペイン。
二年前に内戦が始まった後、炭鉱で働いていたミゲルの父さんは「民主主義を守る戦い」に身を投じて、行方がわからなくなっていた。

十三歳になったミゲルは、母さんとおばあちゃん、幼い五人の弟妹たちを支えるため、進学をあきらめて、牛の世話をして働いていた。
そんなある日、炭鉱で父さんといっしょに働いていた男が村に戻ってきて、父さんが二百キロ近く離れた町の収容所に入れられているのを見た、と告げる。

すると母さんはミゲルに、「父さんのところへ食べ物を持っていって。そして、ここへ連れて帰ってきてちょうだい」と言い出す。
そんなことできっこない、と思いながらも、母さんや弟たちの勢いに押され、ミゲルは忠実な犬だけを連れて、一人、旅に出ることになった。
だがオオカミのいる森、敵か味方かわからない放浪の兵士など、道中は危険でいっぱいで…?
内戦時代に実際にあった出来事をもとに、スペインの実力派作家が描く、家族の絆と、少年の困難な旅と成長の物語。

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