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おかあさんが作ってくれた、しらす丼。 食べ終えたりょうくんが席を立つと、不思議なことに、どんぶりがりょうくんを呼び止めます。 「まだ あるよ」 どんぶりの底に一匹のしらすが残っています。 「じぶんが しらすだったらって、かんがえたこと ある?」 次の瞬間、りょうくんは、どんぶりに残されたしらすになっていました。 りょうくんは、食べ残しとして捨てられ、最後は灰に。そして、再びしらすとして海に生まれます。 やがて漁の網にかかり、茹でられ、スーパーで売られて、食卓へ。 食べることは、いのちをいただくということ。 大量生産、大量消費、大量廃棄を続ける社会のあり方について、立ち止まって考えるきっかけをくれる一冊。
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作者、最勝寺朋子さんはこの絵本をつくるためにダイビング免許を取って海に潜り、生きたシラスを観察しました。しらす漁にも同行し、研究者のもとも訪ねました。徹底した取材にもとづくリアルな描写と、奇想天外な展開を楽しんでください。読後に「しらすどん」を食べたくなったという声が寄せられています。どんぶりの深み、海の奥行きを感じながら、主人公のりょうくんになりきって読んでみてくださいね。(第14回ようちえん絵本大賞理事長賞)(岩崎書店 編集部 いきもの係)
岩崎書店 編集部 いきもの係 自然科学系編集プロダクション、自然科学系出版社を経て、2004年より岩崎書店編集部。「よみきかせいきものしゃしんえほん」シリーズ「うまれたよ!」などの科学絵本や、「ほねほねザウルス」「ようかいとりものちょう」などのエンターテインメント作品を担当しています。
・著者がその生き物を通して読者に何を伝えたいのかを考え、ストーリー性を意識して編集しています。 ・できるだけ著者の先生と取材先やフィールドをご一緒したいと思っています。フィールドの空気や気配も共有しておきたいのです。難しい場合は、1人で野山を歩いたり、水族館や博物館に行ったりして実物を観察します。 ・長く読み継がれる本にしたいので、子どもも大人も楽しめる普遍性のあるデザインを心がけています。 ・製版・印刷では自然な発色、階調表現を大切にしています。
・初めて出会った絵本は、松岡達英先生の『月夜のかりうど』(北隆館)とバージニア・リー・バートンの『せいめいのれきし』(岩波書店)だったと思います。 ・小学校の図書館では、あかね書房版と偕成社版の『少年少女ファーブル昆虫記』を読みくらべ、マツノギョウレツケムシを捕食するキンイロオサムシの描写に感動していました。自分でもオサムシを見つけたくなって探し回りました。 ・学習研究社の「動物の記録シリーズ」は、装丁・デザインにも感銘を受けました。特に『ホタルの歌』『テントウムシの誕生』を夢中になって読みました。 ・偶然見つけた、渡りをする蝶として知られるアサギマダラを網に入れるも取り逃したことは、いい思い出です。 ・小学校の科学クラブでは、顕微鏡で昆虫の触角や脚などを観察して微細な構造に驚いていました。
もっと知りたい! 『しらすどん』の魅力
かがく絵本には、「新しい発見」がたくさんつまっています。かがく絵本の魅力を誰よりも知り、かがく絵本の達人である担当編集者たちのコメントを紹介します。
『しらすどん』のおすすめポイント
作者、最勝寺朋子さんはこの絵本をつくるためにダイビング免許を取って海に潜り、生きたシラスを観察しました。しらす漁にも同行し、研究者のもとも訪ねました。徹底した取材にもとづくリアルな描写と、奇想天外な展開を楽しんでください。読後に「しらすどん」を食べたくなったという声が寄せられています。どんぶりの深み、海の奥行きを感じながら、主人公のりょうくんになりきって読んでみてくださいね。(第14回ようちえん絵本大賞理事長賞)(岩崎書店 編集部 いきもの係)
編集者プロフィール
岩崎書店 編集部 いきもの係
自然科学系編集プロダクション、自然科学系出版社を経て、2004年より岩崎書店編集部。「よみきかせいきものしゃしんえほん」シリーズ「うまれたよ!」などの科学絵本や、「ほねほねザウルス」「ようかいとりものちょう」などのエンターテインメント作品を担当しています。
かがく絵本を作るにあたっての想いや、心がけていること
・著者がその生き物を通して読者に何を伝えたいのかを考え、ストーリー性を意識して編集しています。
・できるだけ著者の先生と取材先やフィールドをご一緒したいと思っています。フィールドの空気や気配も共有しておきたいのです。難しい場合は、1人で野山を歩いたり、水族館や博物館に行ったりして実物を観察します。
・長く読み継がれる本にしたいので、子どもも大人も楽しめる普遍性のあるデザインを心がけています。
・製版・印刷では自然な発色、階調表現を大切にしています。
ご自身がちいさいころの「かがく」にまつわるエピソードや夢中になっていたものなどあれば、教えてください。
・初めて出会った絵本は、松岡達英先生の『月夜のかりうど』(北隆館)とバージニア・リー・バートンの『せいめいのれきし』(岩波書店)だったと思います。
・小学校の図書館では、あかね書房版と偕成社版の『少年少女ファーブル昆虫記』を読みくらべ、マツノギョウレツケムシを捕食するキンイロオサムシの描写に感動していました。自分でもオサムシを見つけたくなって探し回りました。
・学習研究社の「動物の記録シリーズ」は、装丁・デザインにも感銘を受けました。特に『ホタルの歌』『テントウムシの誕生』を夢中になって読みました。
・偶然見つけた、渡りをする蝶として知られるアサギマダラを網に入れるも取り逃したことは、いい思い出です。
・小学校の科学クラブでは、顕微鏡で昆虫の触角や脚などを観察して微細な構造に驚いていました。