商品コード:9784265852345

こころの あな

「弟」という穴が空いて
1,760円(税込)
1,600円(税抜)
著者名
リンジー・ボニヤ/文 ブリジダ・マーグロ/絵 東菜奈/訳
出版社名
岩崎書店
外寸
261×210×9 mm
ページ数
32
発売日
2025/04/23

ぼくの家の中には、弟のマッティーという「穴」があります。
二段ベットの下には穴しかなくて、もうマッティーはいません。
学校で、友だちのノラと一緒に穴をのぞきこんでいたら、落ちてしまいました。
穴の中で泣いたり叫んだりして、ぼくのこころが「さっきよりまし」になった頃、ノラが穴から引き上げてくれました。
それから、ぼくはノラに弟の話をして……。
年下のきょうだいを失った子のグリーフケアのヒントになる絵本です。

<出版社の内容紹介>
〈大切な存在〉がこの世界からいなくなったとき、心に穴があいたような感覚をおぼえることでしょう。だれにでも起こりうる、けれどとても特別で個人的な感覚。その穴のことを忘れたくても、見たくなくても、消し去ることは難しいのではないでしょうか。
この絵本は、そんな辛さを抱えた男の子に寄り添う物語です。黒い穴は日常の中にもつきまといます。だまって話を聞いてくれる人がいて、穴に向き合い本当の気持ちを吐き出せたとき、男の子の中で何かが変わったようです。 悲しみや喪失感に寄り添い手助けをする〈グリーフケア〉という支援がありますが、この絵本はそのようなプロセスをあたたかなイラストとともに描いた物語です。
黒い穴だけでなく、画面のそこここに現れる明るく黄色い光の意味も考えたくなる絵本です。

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