きのいいサンタ

クリスマス・イブの夜、サンタさんはみんなにプレゼントを配るため、トナカイが引くそりに乗って、大空へと飛び出しました。
その道中、捨て猫と出会います。
すると、サンタさんは「うちにおいで」と、膝の上へ。
先へ進むと、古くなり捨てられてしまったおもちゃや、犬やあひる、鬼の子まで、ひとりぼっちになってしまった生きものたちを見つけます。
そのたび「さぁさぁ、お乗り」と、そりに乗せてゆくサンタさんのそりは、やがて、おもちゃや生きものたちでいっぱいに！
ひとりぼっちの生きものたちにとっては、サンタさんとの出会いがなによりのクリスマスプレゼント。
みんなでサンタさんの家に向かいます。

ページいっぱいに描かれた登場人物たちを、じっくり見るのがたのしいクリスマス絵本です。
1983年に発売された絵本が、このたび復刊されました。