やまからにげてきた・ゴミをぽいぽい

絵本を左から開いていくと描かれているのは、いのちがけで山から逃げる生きものたちの姿。右から開いていくと、買いすぎたから「ぽい」、飽きたから「ぽい」。何気なくゴミを捨てるわたしたちの姿。左右の物語が中央でつながったとき……。捨てたゴミがわたしたちの前から消えたように見えても、そこで終わりではないということに気づかされます。