にちよういち

フェニックスの並木のくっきりした影が道路に映る夏の朝。おばあちゃんと日曜市へ。 穫りたて野菜やくだものに、産みたて卵、干物、植木に履きもの……いろいろなものを売る店がずらり。「1ぽん まけちょくに」「そりゃ、おおきに」。土佐弁の会話も弾む。 店に並んだものや看板の文字、行き交うひとたちから、土地の空気がいきいきと伝わってくる。